医療レーザー脱毛の仕組みを詳しく解説!光脱毛との違いは何?

気になるムダ毛の処理の方法の一つとして、「脱毛」があげられます。
毛の成長を抑制できる脱毛は、シェーバーでの自己処理方法に比べ費用はかかりますが「毛が生えづらくなる」「肌がきれいになる」などのメリットがある方法です。
今回の記事では、脱毛の仕組みについて丁寧に解説していきます。
また、多くの人が利用している「医療脱毛」と「光脱毛(サロン脱毛)」の違いについても紹介!
これから脱毛を考えている人は、自分に合う脱毛方法を見つけて脱毛を始めましょう。
脱毛には3種類の方法がある
脱毛には、主に「医療レーザー脱毛」「光脱毛(エステ脱毛)」「ニードル脱毛」の3種類があります。
それぞれの脱毛について、解説していきます。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は「医療脱毛」とも呼ばれ、医療機関やクリニックで提供される脱毛方法です。
看護師または医師が施術を行う「医療行為」となるため、強い出力で照射を行うことができます。
照射パワーが強い分、光脱毛より短い期間で効果を実感できることがメリットです。
医療脱毛の仕組みはレーザーが黒いメラニン色素に反応し、熱を与えます。
熱を与えることで、下記画像にあるバジル領域や毛乳頭細胞を破壊し、毛を再生しない仕組みを作り出しています。
バジル領域とは簡単に言うと発毛に大事な役割を果たしており、毛乳頭細胞は毛周期の司令塔であり、毛を再生させたり、脱落させたりする働きがあります。
そのため、毛の再生に関わる2つの組織を破壊することで、脱毛効果を期待することができます。
主に「熱破壊式脱毛」と「蓄熱式脱毛」に分かれており、施術時の刺激の感じ方や効果を感じるまでの期間に違いがあります。
どちらの脱毛方式でも発毛組織を破壊することができるので、永久脱毛が可能です。
レーザー脱毛について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
光脱毛(エステ脱毛)
光脱毛は「エステ脱毛」とも呼ばれ、主にエステサロンなどで施術を受けることができます。いくつかの脱毛方式があり、「SSC脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」の3つが一般的です。
医療脱毛より低い出力で施術を行っていくため、肌への刺激が少ない施術になります。
光脱毛の仕組みは「SSC脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」でそれぞれ異なります。
どの方式においても光脱毛では医療脱毛よりも低出力レーザーを使用するため「抑毛」「減毛」の施術です。
下記画像を見ての通り、毛根に直接レーザーをアプローチさせることは難しく、熱を与え続けることで、毛根を弱らせていく仕組みとなっています。
医療脱毛との大きな違いは永久脱毛を期待できないことです。期待する効果を考え、自分に合った脱毛方式を選びましょう。
ニードル脱毛
ニードル脱毛とは針を使用した脱毛方法で、ひとつひとつの毛穴に針を挿入し電流や高周波を流して施術を行います。そのため、強い痛みを伴う脱毛方法です。
ニードル脱毛の中には、「電気分解法」「高周波針脱毛」「ブレンド法」「絶縁針脱毛」「ショートウェーブ法」など、いくつかの施術方法があります。
毛根全体にダメージを与えることで、一度針を刺した毛穴からは二度と毛穴が生えてこなくなる仕組みです。

とても効果が高い脱毛方法ですが、毛穴に針を一つ一つ刺すため時間がかかることや費用が高いこと、痛みが強いことからニードル脱毛を選ぶ人は少ない傾向にあります。
どの施術方法かによって感じる痛みの程度は異なるため、自分に合う方法の施術を受けるようにしましょう。
医療レーザー脱毛の仕組みとは
永久脱毛の効果が期待できる医療脱毛は、どういった仕組みで施術を行っているのでしょうか。
「熱破壊式脱毛」「蓄熱式脱毛」それぞれの仕組みについて、解説していきます。
従来からの脱毛方式|熱破壊式脱毛の仕組み
熱破壊式脱毛とは、毛根をターゲットにレーザーを照射していく脱毛方式です。
強い出力のレーザーを一発ずつ照射して発毛組織を破壊していくので、脱毛効果に即効性を感じられるというメリットがあります。
しかしその分肌への刺激が強く、部位によっては麻酔なしでは施術が受けられない人もいる脱毛方法です。
熱破壊式脱毛は昔から用いられている方法なので、「医療脱毛=刺激が強い」というイメージが強くなっていると考えられます。
また熱破壊式脱毛は、メラニンの多い毛質により効果が期待できる脱毛方式です。
そのため、ワキやVIOのように太い毛の脱毛では効果を実感しやすいですが、産毛脱毛の場合は効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。
刺激に強い人や、効果に即効性が欲しい人におすすめの脱毛方式です。
新たな脱毛方式|蓄熱式脱毛の仕組み
蓄熱式脱毛とは熱破壊式脱毛より新しい、最新の脱毛方式になります。
熱破壊式脱毛は、毛根をターゲットにレーザーを照射する方法でしたが、蓄熱式脱毛では毛根より表皮に近い「バルジ領域」に刺激を与えていく方法です。
このバルジ領域には、毛の成長を促す指令を出す働きがあります。そのため毛根自体を破壊しなくても、バルジ領域を破壊すれば毛の成長がストップするという考えで生まれた脱毛方式が「蓄熱式脱毛」です。
蓄熱式脱毛では、毛根より浅い場所にあるバルジ領域に刺激を加えていくため、そこまで高い出力を必要としません。
低い出力を連続して照射することでジワジワ熱を加える仕組みなので、熱破壊式脱毛に比べて肌への刺激が少なく、刺激に弱い人でも挑戦しやすい脱毛といえます。
医療レーザー脱毛で使用されるレーザーの種類
医療レーザー脱毛で使用される脱毛機は「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」の3種類です。
それぞれ効果が異なるので、自分に合った脱毛機を選択しましょう。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは日本で最も使用されている脱毛機です。
ワキやVIOの太い毛に高い効果があり、他にも美肌効果を期待することができます。
しかし、産毛には効果が低かったり、硬毛化になるリスクが高かったりするデメリットが挙げられ、また、基本的に日焼けした肌への施術は不可なので注意が必要です。
アレキサンドライトレーザーは日本人の肌に合った波長の機械と言われています。
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは産毛にも効果を期待できる脱毛機です。また、日焼けした肌にも照射が可能なのが嬉しいポイント。
痛みも少なく肌に優しいので、痛みが苦手な人におすすめの脱毛機です。
アレキサンドライトレーザーは産毛にアプローチすることが難しく、次に紹介するヤグレーザーは痛みが強いという特徴の中間地点が、ダイオードレーザーとなっています。
ヤグレーザー
ヤグレーザーは紹介した脱毛機の中で最も高い出力のレーザーを使用し、剛毛から産毛まで効果を期待できます。
しかし、痛みが非常に強く、照射スピードも遅いことがデメリットに挙げられます。そのため、小さい範囲や男性のヒゲなどによく使用される機械です。
脱毛機は全ての毛に対して効果を発揮するのではなく、産毛には反応しにくいなどの特徴が異なります。
脱毛する部位に合わせて選んだり、脱毛機を部位によって使い分けたりするクリニックを選ぶとよいですよ。
医療レーザー脱毛で毛が抜け落ちるまでの流れ
医療レーザー脱毛で毛が抜け落ちるまでの流れについて解説いたします。
STEP①レーザーで照射を行う
まずは、レーザーで照射を行います。自己処理を行い毛穴に残った毛にアプローチしていきます。
脱毛レーザーは黒いメラニン色素にのみ反応するため肌表面が傷つく心配などはありません。
しかし、十分に自己処理ができていないと熱を帯びた毛が肌に当たり、やけどに繋がるリスクが高まるので注意しましょう。
STEP②発毛組織に熱を与え破壊
医療脱毛で使用される高出力レーザーで発毛組織を破壊します。破壊することで、毛が再生されなくなり脱毛効果を期待することができます。
脱毛効果を期待するために重要なことは毛周期に合わせて脱毛に通うことです。
そうすることで、毛にアプローチできるため、脱毛の効果が実感しやすくなります。
毛周期は人それぞれ異なるので、スタッフに相談をしてみましょう。
STEP③毛が抜ける
照射後、1~2週間経過すると毛が抜け落ち始めます。無理に毛を引っ張ることは肌を傷つける原因になるので注意しましょう。
その後毛が抜けた部分からは毛が再生することはなく、また、毛穴が引き締まっていくのでなめらかな肌を手に入れることができます。
脱毛後は保湿を入念に行うと毛が抜け落ちやすくなりますよ。
レーザー脱毛後毛を引っ張ると抜けるけど抜いても問題ない?
抜けると分かる毛であれば抜いても問題ありません。
ただ、抜ける毛か抜けない毛かを目視で見分けることは難しいです。
もし、抜けない毛を誤って抜いてしまうと、毛周期の乱れや肌トラブルに繋がりかねません。
そのため、毛を抜きたくなる気持ちも分かりますが、自然に抜け落ちるのを待つことがベストです。
医療レーザー脱毛脱毛のメリット・デメリット
医療レーザー脱毛には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・永久脱毛が可能 ・短期間で高い効果を実感 ・自己処理が減り肌へのダメージが軽減 ・医師が常駐しているので万が一のトラブル時も安心 | ・部位によって刺激を強く感じることがある ・費用の負担が大きい |
医療レーザー脱毛のメリットとは
永久脱毛が可能
医療レーザー脱毛では、発毛組織を破壊することができるので永久脱毛が可能です。
高い出力のレーザーを使用することで、毛の深い部分までアプローチできるので毛が生えてこなくなります。毛が生えてこなくなると自己処理の手間が減ったり、お肌がきれいになったり、嬉しいですよね。
永久脱毛効果を実感するまでの期間は人それぞれ異なり、毛が濃い人や毛量が多い人は回数を要します。医療レーザー脱毛だと、毛を完全になくすのに6回~10回の回数が必要と言われています。
毛が濃い人や毛量が多い人はあらかじめ回数の多いプランを選ぶことがおすすめですよ。
短期間で高い効果を実感
光脱毛と比べたとき、医療レーザー脱毛は短期間で脱毛を完了させることができます。
また、光脱毛よりも高い効果を発揮するため、早く毛をなくしたい!という人におすすめです。
光脱毛ではツルツルな肌を目指すのに必要な回数は15~18回と言われ、2~3年の期間を要します。
対して医療レーザー脱毛は6~10回でツルツルな肌を目指すことができ、期間も1~1年半と短期間で完了することができます。
短期間で高い効果を実感できるのは嬉しいポイントですね。
医師が常駐しているので万が一のトラブル時も安心
医療レーザー脱毛では医師が常駐しています。そのため、施術中や施術後に肌トラブルが起きても医師が対応をしてくれるので、安心することができます。
必要であればお薬も処方してもらえるので、自分で調べてお薬を購入する必要もありません。
また、施術スタッフも国家資格を持つ看護師が施術を行うので、安心して任せることができます。
カウンセリング料や診察料、お薬代など無料で対応してくれるクリニックもあるので、心配な方は事前に確認してみましょう。
医療レーザー脱毛のデメリットとは
部位によって刺激を強く感じることがある
医療レーザー脱毛は高い出力のレーザーを使用するため、部位によっては刺激を強く感じることがあります。
特にワキやVIOは毛が太く痛いと言われている箇所です。
痛みを我慢できる人もいれば、我慢できずに途中でリタイアしてしまう人もいます。
痛みが苦手な方は麻酔を使用したり、出力を下げてもらったりすることをおすすめします。
高い出力であるほうが効果を実感しやすいと言いますが、痛みを我慢してしまうとやけどのリスクに繋がります。
そうすると、施術を中断せざるを得ない可能性が高まるので、痛みは我慢しないようにしましょう。
費用の負担が大きい
光脱毛と比べると費用の負担が大きいです。
全身を脱毛するとなると15~50万円などクリニックによってさまざまですが、高い金額を支払わなくてはなりません。
ローンを組むこともできますが、毎月の支払いを負担に感じる人も多いです。
また、費用を抑えるために安いクリニックに通ったら効果を実感できなかったなんてことも。
しっかりと医療機関を調べ、お金に負担がかからないよう準備してから通うことがおすすめです。
肌トラブルが起こる可能性がある
起こる可能性がある肌トラブルは以下の通りです。
- 硬毛化や増毛化
- 色素沈着
- 埋没毛
- 毛嚢炎
上記の肌トラブルは脱毛レーザーによって起こったり、日々の生活が原因で起こったりもします。
特に毛嚢炎などには注意が必要です。
ニキビと見た目が似ているので放置してしまったり、ニキビ用のお薬を塗ってしまったりすることがありますが、ニキビとは全く異なる症状です。
万が一、肌トラブルが起こってしまったときはクリニックに連絡をし、医師に診察を行ってもらいましょう。
放置してしまうと次回の施術が受けられなくなる可能性もあるので注意してください。
光脱毛(エステ脱毛)の仕組みとは
光脱毛(エステ脱毛)には、主に「SSC脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」の3種類があります。
「抑毛・減毛」の効果がある光脱毛は、それぞれどういった仕組みで施術が行われているのでしょうか。
SSC脱毛の仕組み
SSC脱毛とは「スムース・スキン・コントロール」の略称で、特殊なジェルを用いた脱毛のことをいいます。
施術で使用するジェルには抑毛成分が含まれており、光を照射してジェルを肌に浸透させることで毛の成長を抑制していく方法です。
ジェルを通して光を照射していくので、パチッとした刺激を感じづらく肌への負担も少ないのがメリットとなっています。
また、抑毛効果のあるジェルと光を両方使用していくため、照射パワーが少なくてもしっかり効果の感じられる施術が可能なのです。
IPL脱毛の仕組み
IPL脱毛とは「インテンス・パルス・ライト」の略称で、毛のメラニンに光を反応させることで刺激を与える脱毛方法です。
大まかな仕組みは「熱破壊式脱毛」と同じで、毛根にダメージを加えることにより、毛の成長を抑制する効果が期待できます。
メラニンが多いほど毛根に与える刺激も強くなるため、IPL脱毛は太い毛により効果を期待できる脱毛方式です。
その分パチッとした刺激を感じることが多くなりますが、医療レーザー脱毛に比べて刺激は少ないので、多くの人が利用しやすい方法といえます。
SHR脱毛の仕組み
SHR脱毛は「蓄熱式脱毛」とも呼ばれており、医療レーザー脱毛における蓄熱式脱毛と同じ仕組みの脱毛方式のことをいいます。
毛根に光を反応させるIPL脱毛とは違い、毛の成長を促す指令を出す「バルジ領域」をターゲットに光を照射していくため、産毛への施術にも効果を発揮する方法です。
より低い出力での施術が可能なので、刺激を抑えたい人におすすめの脱毛方式となっています。
光脱毛(エステ脱毛)のメリット・デメリット
光脱毛(エステ脱毛)には、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・医療レーザー脱毛より刺激が少ない ・美肌効果も期待できる ・1回あたりの金額が安い | ・医療脱毛より脱毛完了までに時間がかかる ・時間が経つと毛がまた生えてきてしまう ・肌トラブルへの処置が遅れる |
光脱毛(エステ脱毛)のメリットとは
メリット |
---|
・医療レーザー脱毛より刺激が少ない ・美肌効果も期待できる ・1回あたりの金額が安い |
光脱毛は、肌への刺激を抑えながら施術ができることが大きなメリットです。
照射する光のパワーが低いため、刺激に弱い人でも不安なく利用することができます。
部位によっては刺激を感じることもありますが、麻酔なしでも問題なく利用できることがほとんどです。
また光脱毛には、脱毛効果だけでなく美肌効果も期待できます。
美容クリニックで行われているフォトフェイシャルと同様の効果が得られるため、シミやそばかすの改善にも役立つのも嬉しいポイントです。
光脱毛(エステ脱毛)のデメリットとは
デメリット |
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・医療脱毛より脱毛完了までに時間がかかる ・時間が経つと毛がまた生えてきてしまう ・肌トラブルへの処置が遅れる |
光脱毛は肌への刺激が少ない反面、脱毛効果を感じるまでに時間がかかるデメリットがあります。
また、発毛組織を破壊するのではなくダメージを与える施術なので、永久脱毛ができず時間とともに毛が生えてきてしまうのも特徴です。
主にエステサロンで施術を受ける光脱毛は、施術者に医療の資格などは必要ありません。
店舗に医師が常駐しているわけでもないので、施術時にトラブルが発生した際の対応が遅れることも考えられます。
脱毛と毛周期には深い関係があった
脱毛は、ある一定の間隔を空けて施術を受けていく必要がある施術です。
推奨する施術間隔は店舗によって違いますが、一般的には「毛周期」に合わせて施術を行うことが多くなっています。
理由は「毛周期」に合わせて脱毛施術を行うことで、効率的に脱毛を進めることができるからです。
毛周期とは
「毛周期」とは、毛が生え変わる周期のことをいい、「成長期」→「退行期」→「休止期」というように進んでいきます。だいたい2~3ヶ月程度とされており、部位によって多少の誤差があるものです。
髪の毛やまつ毛が自然に抜け落ちた経験はありませんか?
引っ張らずに抜け落ちる毛は、成長期が終わり退行期・休止期を迎えた状態なのです。
脱毛と毛周期の関係
レーザーや光を照射するのに適しているのは「成長期」のみで、この期間に施術を行うことが効率的な脱毛に必要となります。
退行期や休止期に施術をすることはできますが、レーザーや光に反応しづらい期間のため、十分に効果をもたらすことができません。
毛一本一本に効果を発揮するには、成長期ごとに施術していくことが必要になります。
なぜ脱毛は1回で終わらない?
今現在体に生えている毛の中で、施術の効果がある「成長期」にある毛は全体の約20%程度といわれています。
その場合、1度施術を行うと毛が生えてこなくなる医療レーザー脱毛の場合でも、全部の毛に照射するまでに約5回の施術が必要になる計算です。
そのため、1回施術をしただけでは効果を感じることはできません。
部位によっては施術回数が多く必要な場合もあるので、コツコツ施術を重ねていく必要があります。
医療レーザー脱毛と光脱毛どちらが向いている?
医療レーザー脱毛と光脱毛には、向き不向きがあります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分に合う脱毛方法を見つけることが大切です。
医療レーザー脱毛が向いているのはこんな人
医療レーザー脱毛が向いているのは、以下のような人です。
- 短い期間で脱毛を終わらせたい人
- 永久脱毛がしたい人
- 刺激に強い人
医療レーザー脱毛は、脱毛効果が高いので光脱毛より短い期間での脱毛ができます。しかし、その分肌への刺激が強い場合がありますので、刺激に弱い人には向いていない方法です。
麻酔を利用すると問題なく施術が受けられることがほとんどですので、不安な場合は麻酔の用意のあるクリニックを選ぶとよいでしょう。
光脱毛が向いているのはこんな人
光脱毛は、以下のような人に向いています。
- 肌への刺激を抑えたい人
- 完了までの期間が長くてもいい人
光脱毛は、医療レーザー脱毛より刺激が少ない施術なので、刺激に弱い人でも利用できる方法です。しかし、刺激が弱い分完了までに時間がかかってしまいます。
〇〇までに脱毛を終わらせたいという希望がある人は、医療レーザー脱毛のほうが向いているかもしれません。
おすすめの医療脱毛クリニック4選
医療脱毛を考えている人におすすめするのは、以下の医療脱毛クリニックです。
レジーナクリニック
レジーナクリニックの医療脱毛は、蓄熱式と熱破壊式どちらにも対応しています。施術部位によって適した脱毛方式で施術を行うので、自分で脱毛方式を選択することは不可能です。
レジーナクリニックの特徴は、施術料金以外の費用がかからないことにあります。刺激が不安な人も、追加料金を気にすることなく麻酔が利用できるので安心です。
全身脱毛5回料金(税込) | 全身脱毛(VIO・顔なし)207,900円 全身+VIO 300,300円 全身+顔 313,500円 全身+VIO+顔 405,900円 |
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脱毛方式 | 蓄熱式・熱破壊式(選択不可) |
麻酔 | あり(無料) |
シェービング代 | 無料 |
テスト照射 | あり(無料) |
キャンセル期限 | 予約日の2営業日前20時まで |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、医療ローン |
フレイアクリニック
フレイアクリニックの医療脱毛は、蓄熱式脱毛を採用しています。熱破壊式より肌への刺激が少ないので、敏感肌の人も利用しやすいクリニックです。
フレイアクリニックでは、脱毛コースが「クイックコース」と「安心コース」に分かれています。
安心コースを契約すると麻酔が無料で利用できますので、刺激が不安な人は安心コースでの契約がおすすめです。
脱毛5回料金(税込) | 全身脱毛(VIO・顔なし)173,800円 全身+VIO、全身+顔 267,800円 全身+VIO+顔 361,800円 |
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脱毛方式 | 蓄熱式 |
麻酔 | あり(無料) |
シェービング代 | 剃り残し無料 |
テスト照射 | あり(無料) |
キャンセル期限 | 予約日の前日19時まで |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、医療ローン、分割払い |
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックでは、蓄熱式脱毛器・熱破壊式脱毛器・医療用IPL脱毛器を導入しています。
脱毛器を指定して予約することができるので、自分に合う脱毛器での施術が可能です。
ただし、熱破壊式と医療用IPLは全院に対応していますが、蓄熱式脱毛は院限定なので注意しましょう。
湘南美容クリニックではお得なキャンペーンも行っています。詳しくは公式サイトをご確認ください。
全身脱毛6回料金(税込) | 全身脱毛(VIO・顔なし)244,200円 全身+VIO+顔 297,000円 |
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脱毛方式 | 蓄熱式・熱破壊式・医療用IPL(選択可) |
麻酔 | あり(2,000円~) |
シェービング代 | シェービング10分間無料 |
テスト照射 | 記載なし |
キャンセル期限 | 予約日2日前の23時まで |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、デビットカード、ビットコイン、メディカルローン |
リゼクリニック
リゼクリニックの医療脱毛は、蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛を組み合わせて施術をしていきます。
毛質や肌質によって脱毛器を変えていくので、より効果の感じやすい施術が可能です。
女性の場合、突然の生理で施術が受けられなくなることもありますが、リゼクリニックでは当日3時間前までのキャンセルができます。
生理日に重ならないように予約することが大切ですが、万が一重なってしまった場合にも対応可能な点が嬉しいポイントです。
全身脱毛5回料金(税込) | 全身脱毛(VIO・顔なし)192,000円 全身+VIO、全身+顔 252,000円 全身+VIO+顔 288,000円 |
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脱毛方式 | 蓄熱式・熱破壊式(選択不可) |
麻酔 | あり(3,300円) |
シェービング代 | 剃り残し無料 |
テスト照射 | なし |
キャンセル期限 | 予約時間の3時間前まで |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、デビットカード、医療ローン、定額pay |
おすすめの光脱毛サロン4選
光脱毛(エステ脱毛)を考えている人には、以下の脱毛サロンがおすすめです。
ミュゼプラチナム
ミュゼプラチナムでは、S.S.C. iPS care 方式での脱毛を行っています。美容成分を配合した美容液を使って施術をしていくのが特徴で、従来のミュゼでの脱毛施術より脱毛スピードや美肌効果がアップした施術です。
プランは全身脱毛だけでなく部分的な脱毛も可能なので、自分に必要な部位を選択して施術を受けることができます。
全身脱毛料金(税込) | デイプラン 6回355,920円~ レギュラープラン 6回445,380円~ (1回/4回コースあり) |
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全身脱毛通い放題料金(税込) | 165,792円~ |
月額料金(税込) | 月々3,100円~ |
脱毛方式 | S.S.C. iPS care 方式 |
施術間隔 | 2週間以上間隔を空ける |
テスト照射 | なし |
店舗移動 | 可能 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、信販 |
ラココ
ラココでは、SHR脱毛を行っています。SHR脱毛は低い出力での施術ですので、刺激に敏感な人におすすめの脱毛サロンです。
日焼け肌や色黒肌の人でも施術を受けることができ、夏場の脱毛でも安心して利用できます。日焼けしすぎると施術が受けられない可能性もありますので、日焼けケアには十分注意しましょう。
またラココは、全身脱毛だけでなくパーツごとに脱毛することも可能です。部分脱毛は1回ずつの支払いなので、自分に必要な回数のみの契約ができます。
脱毛料金(税込) | 全身脱毛(VIO・顔含む)6回118,800円 Sパーツ1回3,300円 Lパーツ1回5,500円 |
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全身脱毛通い放題料金(税込) | なし |
月額料金(税込) | 月額3,300円~ |
脱毛方式 | SHR脱毛 |
施術間隔 | 1ヶ月ごと |
テスト照射 | 無料 |
店舗移動 | 施術1回ごとの変更は不可 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、分割払い |
ストラッシュ
ストラッシュでは、SHR脱毛とIPL脱毛を組み合わせた脱毛を行っています。
産毛への効果があり日焼け肌への施術が可能なSHR脱毛と、太い毛に効果があるIPL脱毛のいいところを組み合わせているので、より幅広い毛質に対応可能です。
また最低2週間に1回ペースでの施術が可能なため、できるだけ早く脱毛を進めていきたい人にもおすすめのサロンとなっています。
全身脱毛料金(税込) | 6回125,400円~(10回/12回/18回コースあり) |
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全身脱毛通い放題料金(税込) | 550,000円~ |
月額料金(税込) | 月々2,900円~ |
脱毛方式 | SHR脱毛・IPL脱毛 |
施術間隔 | 最短2週間に1回 |
テスト照射 | 無料 |
店舗移動 | 可能 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
キレイモ
キレイモでは、IPL脱毛を行っています。顔やVIOを含めた全身脱毛を専門にしており、全身まるごと脱毛が可能な脱毛サロンです。
全身脱毛プランはお試しコースから10回・15回・18回・無制限まで選択でき、自分に合う回数で施術ができます。
全身脱毛料金(税込) | 18回232,000円 (お試し/10回/15回コースあり) |
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全身脱毛通い放題料金(税込) | 390,000円 |
月額料金(税込) | 月々1,800円~ |
脱毛方式 | IPL脱毛 |
施術間隔 | 最低45日空けて施術 |
テスト照射 | あり(無料) |
店舗移動 | 可能 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
キレイモの脱毛は全身脱毛
キレイモは全身脱毛専門の脱毛サロンなので、おでこから足の指まで全身の脱毛施術が可能です。
全身脱毛を行っている脱毛サロンの中には、「顔やVIOの脱毛は別料金」というサロンも存在しますが、キレイモなどのプランをお選びいただいても、顔とVIO込みの全身脱毛をご提供します。
キレイモの脱毛は痛みが少ない
キレイモでは、先進的な国産脱毛器を使用しており、痛みの少ない施術が可能です。
お肌に当てる照射面がマイナス4℃まで冷える脱毛器を採用しているため、冷却ジェルなしで刺激の少ない施術を実現しています。
また、厳しい研修に合格して技術を習得したスタッフが、お客様のお肌状態を見極めながら安心・安全な施術を行うので、安心して施術を受けていただけるのが特徴です。
キレイモは冷却ジェルを使わない
キレイモでは、冷却ジェルを使用しない光脱毛の施術を提供しています。
一般的な脱毛サロンの施術は、お肌に冷却ジェルを塗ってから照射、その後ジェルを拭き取る必要があります。
しかし、キレイモで採用している国産脱毛機は照射面がマイナス4℃まで冷えるため、冷却ジェルなしで施術することができるのです。
キレイモなら、冷却ジェルの塗布・拭き取りの手間がないうえに、ジェル特有の不快感もなく、短時間で全身脱毛の施術ができます。
キレイモの無料カウンセリングについて
キレイモでは、初めての脱毛でも安心してお通いいただけるように、ご契約前に無料カウンセリングを実施しています。
無料カウンセリングでは、お肌の状態や日頃のムダ毛処理についてのヒアリング、キレイモの全身脱毛に関する説明、プランのご案内などを行います。
お肌に関するお悩みや、脱毛に関する不安や疑問もお気軽にご相談ください。
無料カウンセリングでは、無料の「ハンド脱毛体験」も実施中。
キレイモの痛みの少ない施術を事前に体験でき、安心して脱毛をスタートできます。
脱毛の仕組みを理解して自分に合う脱毛方法を見つけよう
脱毛には「医療レーザー脱毛」「光脱毛(エステ脱毛)」「ニードル脱毛」があります。
それぞれに特徴があり、脱毛部位や目的に合わせて最適な脱毛方法を選ぶことが大切です。
また脱毛方式によっても適した毛質などがあり、施術中の感覚も違います。
どの方法が自分に合うのかを考えて選択すると、後悔することなくツルツルの肌を目指すことができるのです。
これから脱毛を考えている人は、値段や口コミだけに流されるのではなくメリット・デメリットを考えた上で脱毛方法を選択するようにしましょう。